賃貸オフィスの種類としては、一般賃貸オフィス、SOHO、サービスオフィスの3つのタイプに分類されます。
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一般オフィス | SOHO | サービスオフィス |
一般賃貸オフィスは、日本と同様にオフィスビルのフロアーの1部を賃貸契約にて利用します。貸室面積は、日本のような少人数で利用できるものが少なく、平均100㎡以上の大きなスペースものがほとんどです(稀に分割利用可能なものもあります) 。
貸室の引渡・退去時は、原則、スケルトン(柱・梁・床等の構造躯体)の状態となりますので、内装工事が必要となります。貸室内にはトイレや給湯室を造作することはできないことから、各フロアーに共用トイレ、パントリー(給湯室)を利用します。
また、貸室内は、原則、禁煙となっており、喫煙場所は、オフィスビルことに定められています。
セキュリティーは、グランドフロアー及び駐車場出入り口に必ず警備員が配置されています。専用のアクセスカードがなければゲート通過できないところもあります。
共用施設は、レストラン、カフェ、ミニマート、ATM、喫煙エリア、駐車場等が完備されております。オフィスビルの中には、敷地内にプール、フィットネスジム等(別途料金)があり、大型ショッピングモールと併設されているものもあります。
貸室の利用時間は、ビルごとに定められていますので、残業する場合は、事前に延長申請(延長料金課金)が必要となります。(エアコンは、セントラルエアコンとなっており、貸室の利用時間が過ぎれば止められますので、合わせて延長申請が必要です)
SOHOとは、Small Office/Home Office(スモールオフィス・ホームオフィス)を略してSOHO(ソーホー)と言われます。
SOHOタイプは、オフィスとしての利用はもちろん、住居としても利用することができる物件です。貸室面積は、平均約70㎡から150㎡前後となります。貸室は、住居としても利用できることから、一般賃貸オフィスのようなスケルトン状態ではなく、ある程度内装設備(キッチン・トイレ・浴室・床・壁等の内装)が設置されております。
室内は、メゾネットタイプとなっており、オフィス専用や住居専用としての利用又は、1階をオフィス・2階を住居というようにお客様のニーズに合わせて利用できます。
また、一般賃貸オフィスのような利用時間の定めもなく、エアコンも各自で設置することから、24時間自由に利用できます。
セキュリティーは、一般賃貸オフィス・アパーメントと同様にグランドフロアー及び駐車場出入り口に必ず警備員が配置されており、専用のアクセスカードで出入りします。
共用施設は、スイミングプール、フィットネスジム、レストラン、ATM、駐車場等が完備されております。
サービスオフィスは、運営会社がオフィスビルの数フロアーを購入あるいは賃貸契約し、電話・インターネット、メール代行サービス、室内清掃等さまざまなサービスを付加して、法人等に提供しています。
フロアーを受付、貸室、会議室、ビジネスラウンジ、パントリー、コピー/ファックスエリア等に分割し、貸室を専有利用、会議室等のエリアを共用利用します。
貸室内は、机、椅子、電話、キャビネット等が既に設置されており、貸室面積も10㎡程度の小スペースから提供されていることから2.3名の少人数からの利用が可能となっております。
このように、オフィスの内装及び必要な什器・備品が設置されていることから、契約後、すぐに利用することができます。
セキュリティーは、一般賃貸オフィスと同様にグランドフロアー及び駐車場出入り口に必ず警備員が配置されており、専用のアクセスカードで出入りします。
貸室の利用時間は、予め定められており時間外は、エアコンが止められますので延長申請が必要です(延長申請出来ないところもあります)。
会議室等の施設が共用利用であることから、いつでも自由に使えないということがあります。また、オプションサービスが充実していますが、オプションの選択次第で料金が少し割高になるケースも有りますので注意が必要です。
種 別 | メ リ ッ ト | デ メ リ ッ ト |
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一般賃貸 オフィス |
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SOHO オフィス |
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サービス オフィス |
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